同点ゴールを決めた宇佐美貴史【写真:Getty Images】
【ガンバ大阪 2-1 城南FC ACLグループステージ第6節】
アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージが6日に行われ、ガンバ大阪はホームで城南FCと対戦した。グループリーグ2位のガンバ大阪は勝利が必要な状況。
しかし15分、城南に先制点を許してしまう。ファン・ウィジョのゴールで0-1で城南がリードする。
ハーフタイムを迎え、同グループのブリーラム・ユナイテッドは広州富力に3-0とリードを奪う。これによりG大阪は勝利が絶対に必要な状況に。
後半、長谷川健太監督が動く。MF小椋祥平とMF二川孝広に替えてDF岩下敬輔とFWリンスを投入。
すると、その采配が見事に的中する。64分、宇佐美がサイドからパトリックへクロスを放つと、それが流れてそのままゴールに吸い込まれた。頼れるエースのバースデー・ゴールでG大阪が同点に追いつく。
さらに試合終了間際の82分、ショートコーナーから途中交代のリンスが押し込みG大阪が逆転に成功する。
そのまま1点リードを守りぬいたG大阪が2-1で勝利を収めた。
この結果、グループFはG大阪、城南、ブリーラムの3クラブが勝点「10」で並ぶ事態に。複数チームが勝点で並んだ場合「当該チーム間の勝点」によって順位が決定する。G大阪は2勝1敗1分で勝点「7」、城南は2勝2敗0分で勝点「6」、ブリーラムは1勝2敗1分で勝点「5」。この結果、G大阪が首位、城南が2位、ブリーラムが3位となった。
【得点者】
15分 0-1 ファン・ウィジョ(城南)
64分 1-1 宇佐美(G大阪)
82分 2-1 リンス(G大阪)
【了】