ミランが狙うウナイ・エメリ監督【写真:Getty Images】
日本代表FW本田圭祐が属しているミランは、昨季セビージャをヨーロッパリーグ(EL)制覇に導いたウナイ・エメリ監督に関心を示しているようだ。4日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
同紙によればミランのオーナーであるシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長と独占協定を結んだといわれているタイ人資本家ビー・テチャウボン氏の狙いは、レアル・マドリーのアンチェロッティ監督であるようだ。しかし、イタリア人指揮官は今の所古巣への帰還は望んでいないとみられている。
セビージャはエメリ監督の続行を希望しており、既に新たな契約を提示したとも同紙は伝えている。しかし、ミランは同監督はミランのオファーを受け入れると確信しており、同クラブにとっては最も現実性が高い選択肢だと報じられている。
エメリ監督が引き抜かれた場合、セビージャはラージョのパコ・へメス監督を獲得する意向だという。同指揮官は3年連続でリーガ終了数節前に同クラブの1部リーグ残留を達成した。
また、最終的にエメリ監督がミランに就任した場合、クラブ初のスペイン人コーチとなり、セリエAを優勝した初めてのスペイン人になる挑戦にも挑むことになる。
ちなみにこのニュースを伝えたホセ・フェリックス・ディアス氏は、マドリーがポルトから獲得したDFダニーロの移籍をいち早く当てた人物だ。信憑性の高い情報といえそうだが、果たしてエメリ監督のミラン就任は実現するのだろうか。
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