「PHILIPS」ロゴが来季で見納めとなる可能性も【写真:Getty Images】
現地時間18日、オランダ・エールディヴィジ第31節が開催され、PSVが4-1でヘーレンフェーを下し、2008年以来22度目となるリーグ優勝を成し遂げた。
しかし、優勝後にメインスポンサーである「フィリップス」から契約について内容が変更される発表がなされた。
この発表から同社は来季をもって、メインスポンサーとユニフォームスポンサーから撤退する可能性があると、ドイツメディア『スポーツ・アインス』をはじめとする各国メディアが報じている。
PSVと「フィリップス」の契約は2015-16シーズン終了時までとなっているため、同発表にて今後の契約について話し合いを開始することが明かされた。
その中で同社のハンス・デ・ヨングCEOは「我々は新しい契約を結びたい。そしてPSVには成長する機会を与えたい」と、コメント。スポンサー自体は継続する見込みのようだが、メインおよびユニフォームスポンサーを降りることを示唆している。
長きに渡り同クラブのメインとユニフォームのスポンサーを続けてきた「フィリップス」だが、企業戦略のために次の段階に進みたい考えのようだ。
ユニフォームスポンサーから撤退するとなれば、1982年から34年間に渡り、「PHILIPS」のロゴを胸につけていたPSVのユニフォームが、来季で見納めとなるかもしれない。
また、PSVは来季からユニフォームサプライヤーが「ナイキ」から「アンブロ」になることも決定済み。「ナイキ」との契約も20年間続いており、お馴染みとなっていた「PHILIPS」と「ナイキ」の組み合わせは今季で一旦見納めになる。
なお、PSVの本拠地「フィリップス・シュタディオン」の命名権は継続されるようだ。
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