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ドルトムント、グロスクロイツが今季絶望。そのまま退団か?

text by 編集部 photo by Getty Images

ドルトムント、グロスクロイツが今季絶望。そのまま退団か?

恩師の最後にプレーが出来なくなってしまったMFケヴィン・グロスクロイツ【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントは現地時間30日、MFケヴィン・グロスクロイツが膝に手術を受けたことを発表した。

 この結果、約4週間の離脱と診断され、今季の出場はDFBポカール(ドイツカップ)決勝戦を含めて絶望的となっている。

 2日に行われるホッフェンハイム戦の記者会見でユルゲン・クロップ監督は「ケヴィンは今朝、膝の手術を受けた。離脱期間は約4週間だ。我々は彼が100パーセントかどうか4週間待たなくてはいけない」と、離脱を嘆いている。

 今季中の復帰が絶望的となったグロスクロイツ。同日のドイツ紙『ビルド』では、2016年まで契約をしている同選手がこのまま移籍するかもしれないと述べている。

 同紙によれば、グロスクロイツの契約延長交渉は行われておらず、移籍金を得るには今夏売却する必要がある。

 ドルトムント側はたびたび問題行動を起こすグロスクロイツに対して、契約延長は否定的。しかし、同日にMFイルカイ・ギュンドアンが契約延長を拒否し、今夏放出は濃厚となった。

 DFマッツ・フンメルスの去就もいまだ決まっておらず、来季ヨーロッパリーグ出場となれば、3選手が抜けるのは大きな打撃となる。

 新監督トーマス・トゥヘル氏はMFヨハネス・ガイス(マインツ)、ゴンサロ・カストロ(レバークーゼン)等の補強を希望しているが、うまくいく保証はない。

 来季はまず、メンバーをそろえることに頭を悩まされそうだ。

【了】

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