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ドルトムント、ポカール決勝は過去10年で勝率8割のアウェイ側

text by 編集部 photo by Getty Images

ドルトムント、ポカール決勝は過去10年で勝率8割のアウェイ側

共に最後のタイトルをかけて戦うDFBポカール【写真:Getty Images】

 ドイツサッカー協会(DFB)は現地時間30日に、DFBポカール決勝(ドイツカップ)決勝のホームとアウェイの割り当てを発表した。

 バイエルン・ミュンヘンをPK戦の末に破り、決勝へと駒を進めたボルシア・ドルトムントはアウェイ、アルミニア・ビーレフェルトに格の違いを見せつけ決勝進出したヴォルフスブルクはホームとなる。

 過去10年間の同大会決勝を振り返ると、アウェイチームが8回優勝しており、アウェイの方が勝率では有利な結果となっている。

 しかし、ホームで優勝したチームは、2013年のバイエルンと2012年のドルトムント。また、過去10年間で考えればドルトムントは、3回決勝に進出しているが全てホームで戦っている。

 さらに、ドルトムントは同大会全部で6回の決勝進出経験があり、アウェイは1963年の1回のみ。その際はハンブルガーSVに敗れているが、まだベルリンでの開催ではなく、ベルリンでのアウェイ決勝は今回が初となる。

 対するヴォルフスブルクは、1995年以来20年ぶり2回目の決勝進出。その際、ボルシアMGに敗れているため優勝経験はない。また、アウェイとして戦っており、ホームは今回が初めて。

 共に未知の割り当てとなるだけに、安易にアウェイが有利とは言えなさそうだ。

 今季の両者のリーグ戦での対決は、ドルトムントのホームで共に点を獲りあい、2-2の引き分けに終わっている。もう一試合は16日にヴォルフスブルクのホームで行われるが、ポカール決勝前の前哨戦となりそうだ。

【了】

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