現バイエルンのグアルディオラ監督との再会を待ち侘びるバルセロナのイニエスタ【写真:Getty Images】
バルセロナのMFアンドレス・イニエスタが29日、独紙『シュポルト・ビルト』に元指導者で現バイエルン監督のジョゼップ・グアルディオラと再会するチャンピオンズリーグ(CL)準決勝について言及した。
バルサの黄金時代を共に過ごした恩師グアルディオラ監督については「僕達の関係は友情そのものだ。僕のことをたまに思い出したりすると確信している。ただ、バイエルンには余るほど良い選手が勢ぞろいだから僕を必要としてはいない」と語った。
バイエルンとの準決勝まであと1週間を切ったが、「自身のパフォーマンスが決定的になる。2試合とも最大限までプレーをしなければ、準決勝へ進出する可能性は少ない」と、気を引き締めた。
古巣と再会することになるグアルディオラ監督への注目が集まるが、「当然のことだ。バルサの歴史に多いに貢献したことは忘れられない事実だ」と、同監督を絶賛している。
バルサにとっては2012/13に2戦合計7-0と言う屈辱のリベンジを果たす絶好のチャンスになるが、「リベンジと言う言葉は好きじゃない。全てが順調にいく時もあれば、何も上手くいかない時もある。当時我々に起こったようにね」と冷静を装った。
チーム全体が絶好調を維持して試合に臨むことに関しては「我々は目的を達成することに集中している。残り試合は少ないし、どんな些細なミスでさえ成功か失敗に繋がる。そして我々は成功を手にしたい」と、勝利への意欲を示した。
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