浦和レッズは30日、明治安田生命J1リーグ1stステージ第9節・ガンバ大阪戦に向けて練習を行った。

　負傷欠場中のFW興梠慎三だが、復帰は少しずつ近づいているようだ。現在はチームが好調とあって「無理矢理、変える必要もない」という。だが「連戦なのでフレッシュな自分たちがチームを助けることが重要になってくる」と、チームに貢献する意欲を示した。

　リーグ戦での無敗が続いているが、「見ていて結構ピンチはあるけど、（西川）周作が止めてくれているのでチームは助かっている」と、守護神への信頼を口にした。

　最近はスタンドから試合を見ているという興梠は「こういう時にチャンスなんだとか、上から見ていてよくわかるので勉強になる」と、自分がピッチに立った時のイメージを膨らませている。

　怪我さえなければチームの中心選手として最前線に君臨していたはずだ。だからこそ、復帰したとしても「出るだけじゃダメ」と言い切る。そして「チームが勝つことがまず大事で、その次に自分が点を取ることを考えてやっていきたい」と、ピッチに立った時には自身に求められているプレーを発揮するつもりだ。

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