J1、J2通算200得点まで後3点に迫ったFW佐藤寿人【写真:春木睦子】
明治安田生命J1リーグ1stステージ第8節が29日に行われ、サンフレッチェ広島はアウェイで横浜F・マリノスと対戦して2-1で勝利している。
広島は開始4分に先制される苦しい展開だったが、27分にMFドウグラスの得点で追いつき、66分にFW佐藤寿人が決めて逆転勝利となった。
逆転ゴールを決めた佐藤は、試合後「うまくいくかない中でも、少しづつ、そこまで修正できて、修正する能力がチームとしてあると思う」と、森保一監督も会見で明かしていた修正力について述べた。
しかし、失点をして修正し、逆転することを「パターン化してはいけない」と警告する。本来ならば「逃げ切る。先制点をまず奪う様にしないと」と、まずは逃げ切る勝ち方をしないといけないと感じているようだ。
また、新加入ドウグラスとのコンビについて「ワンタッチ、ツータッチでのプレーはまだまだ難しいかもしれない」と、慣れるまで時間がかかると考えている。
そのため「無理に合わすよりもドグの良さを引き出してあげたい」と話し、「ドリブルで時間を作ったりとかスペースを与えたい」と、ドウグラス良さを引き出すつもりだ。
開幕戦以来となる今季2点目を決めてJ1、J2通算200ゴールまで後3点と迫った佐藤。そのことについては「今まで獲って来てるから」と自信を持ちつつ、「この先獲れる保証はない。今の状況で自分自身がどうするか」と、シュートがなかなか打ててない状況の中で何が出来るかを考えなければいけないと明かしている。
そして「さらに上積みしていけば、数字を残せる。前線が獲っていかないといけない。守備の部分はチーム全体で意識が高い。後は攻撃のクオリティ良くしていけばいいと思う。前の選手が点を獲っていかないと上には行けない」と、攻撃の質を上げて、自身もさらに上を目指している。
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