アーセナルに所属するFWウォルコット【写真:Getty Images】
アーセナルに所属するイングランド代表のFWテオ・ウォルコットが、クラブに所属する選手の顔ぶれは欧州でもベストだと強調している。
アーセナルは26 日に行われたプレミアリーグ第34節で首位チェルシーと対戦。残り5試合で勝ち点10差という状況で迎えた大一番だったが、相手の固い守備を崩し切ることができず、スコアレスドローに終わった。ここ近年の移籍市場で大物選手を獲得してきたアーセナルは、今季もリーグ制覇が難しい状況となっている。
しかし、この試合をベンチから見つめた古株のウォルコットは英紙『デイリー・メール』のなかで「今のチームはポジション争いが非常に激しくなっており、選手は素晴らしいプレーをしている。我々がリーグタイトルを争うことを予想した人々は多くないと思うが、欧州でもベストチームになってきたよ」とコメント。
続けて「アーセナルに来たばかりの頃に比べれば、私も大人になった。クラブも変わってきている。もし選手全員が健康な状態でシーズンを送れば、我々は最強のチームだと思う。今季はそれほど怪我人は多くなかった。この調子で行けば、プレミアのタイトルは獲れるよ」と来シーズン以降に向けて手応えを語った。
尚、アーセナルは無敗優勝を達成した2003-04シーズン以降、10年間リーグタイトルから遠ざかっている。クラブで9年目を迎えたウォルコットは虎視眈々と栄冠を狙っている。
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