ミラン買収に迫るビー・テチャウボン氏(左)【写真:Getty Images】
タイ人実業家の“ミスターB”ことビー・テチャウボン氏は、ミラン以外のクラブを買収することに関心を示していないようだ。
ミランの株式を20%保有するテチャウボン氏は、1年以内に45%を買い増し、合計65%を所有することでクラブの筆頭株主になることを計画している。
26日にミラノ入りした同氏は、27日にチームをおよそ30年間運営してきた現オーナーのシルヴィオ・ベルルスコーニ氏と会談する予定となっており、ミランを所有する持ち株会社フィニンベストとの最終交渉が終われば、買収が成立する見通しとなっている。
伊メディア『スカイ・スポーツ』でテチャウボン氏は「イングランドの3クラブからオファーを受けた。しかし、拒否したよ。なぜなら私の選択肢はミランしか考えていないからね。他のクラブには興味ないんだ。私が欲しいのはミランだけ」と語気を強めた。
同メディアは、ワトフォード、シェフィールド・ウェンズデイ、サウサンプトンの3クラブがテチャウボン氏に買収オファーを提示したと伝えている。
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