トルペド・モスクワを退団したイバン・フラニッチ【写真:Getty Images】
オーストラリア代表として今年1月のアジアカップ制覇に大きく貢献したDFイバン・フラニッチが、給料未払いによってトルペド・モスクワを退団していたことがわかった。
豪紙『ヘラルド・サン』が28日に報じたところによれば、フラニッチはオーストラリア・プロサッカー選手会(PFA)のサポートを受けてクラブと契約解除に至った。
PFAの広報はこの件について「クラブに状況の改善を要求したが、実行されなかった。その結果、イバンはFIFAの規定にしたがって正当な理由をもって契約を打ち切った。彼はいまフリーで、あらゆるクラブと契約する権利がある」とコメントしている。
今季開幕前にブリスベン・ロアーからトルペド・モスクワへ移籍したフラニッチは、ロシア・プレミアリーグで4試合に出場している。クラブは昇格初年度で最下位と厳しい戦いを強いられていた。
今後の移籍先はAリーグが濃厚で、コンディションが整っているため無所属のまま6月のロシアW杯アジア2次予選、キルギスタン戦に出場すると見られている。
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