チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
イングランド・プロフットボール選手協会(PFA)が現地時間の26日、プレミアリーグ・チーム・オブ・ザ・イヤー2015を発表した。
チェルシーからはDFジョン・テリー、ガリー・ケーヒル、ブラニスラフ・イバノビッチ、MFネマニャ・マティッチ、エデン・アザール、FWジエゴ・コスタと、最多となる6選手が選ばれ、最優秀選手にアザールが選出されている。
Congratulations to the Barclays @PremierLeague PFA Team of the Year! #PFAawards pic.twitter.com/OL4VulUv7T
— PFA (@PFA) April 26, 2015
しかし、指揮官のジョゼ・モウリーニョ監督は、この結果に納得がいっていないようだ。賞について聞かれた指揮官は「チェルシーの選手が少ないか? その通り、全員チェルシーの選手でよいね」と答えている。
「これはただの例えだが、セスク・ファブレガスはベスト11に相応しかったよ。多くのアシストを決め、高いクオリティーを示した。彼があの場にいないのは少し違和感がある」
また、モウリーニョはチーム構成にも疑問を抱いているようで、それがファブレガスが選出されるべき理由だと語っている。
「この11人ではプレミアリーグは優勝できないだろう。4人のディフェンダーとマティッチ。残りは5人のアタッカーだ。これでは全くバランスが取れない。中盤の選手が必要で、それはおそらくファブレガスだ」
それでも、モウリーニョは「これは監督としてではなくファンとしてのお話だ」と断ると、「パブで議論するようなものだよ。重要じゃない」とし、次のように締めくくっている。
「重要なことは、実際にタイトルを穫ることだ」
【了】