PFA功労賞を受賞するジェラード(左)とランパード(写真:PFA公式サイトより)
イングランド・プロサッカー選手協会(PFA)は26日、リバプールに所属するMFスティーブン・ジェラードとマンチェスター・シティに所属するMFフランク・ランパードにPFA功労賞を贈呈したことを、PFAの公式サイトで伝えている。
PFAは、長年に渡ってプレミアリーグの発展を支え続けた元イングランド代表の両者の功績をたたえ、特別な賞を用意していたようだ。2人は今シーズン終了後にメジャーリーグサッカー(MLS)に挑戦することが決定しており、ジェラードはロサンゼルス・ギャラクシー、ランパードはニューヨーク・シティFCに移籍する。
リバプール一筋17年間で公式戦700試合以上に出場し、イングランド代表としても114キャップを飾ったジェラードは「我々は代表で長く一緒にやってきた。彼は本当に素晴らしい選手であり、共に受賞できることはこれ以上ない喜びだ。
私は幸運だった。素晴らしいキャリアの中で、浮き沈みはあったものの、クラブと代表で多くの夢を叶えることができた。もちろん、リバプールとイングランドのことを恋しく思うだろう。感傷的な数週間になる。だが、私はまだ引退するわけではない。あと数年は楽しみたい」とコメント。
また、ウェストハム、チェルシー、シティといった名門クラブを渡り歩き、イングランド代表としても106試合に出場したランパードは「とても名誉なことだ。プレミアリーグで長くプレーすることができて、本当に運が良かった。彼のような選手と一緒に受賞できることは光栄に思う。我々にとって最高の幕切れだ」と喜びを語った。
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