バルサの選手たちとグアルディオラ監督の関係は…【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝でバイエルン・ミュンヘンと対戦することになったバルセロナの選手たちは、かつての指揮官であるジョゼップ・グアルディオラ監督打倒に燃えていると、スペイン紙『マルカ』が25日に伝えた。
同紙によれば「当初は牧歌的な関係を保っていたように見えたが、グアルディオラ監督のバルセロナでの最後のシーズン(2012年)は地獄のような雰囲気が漂っていた」という。
健康に気をつけることをやめた選手達にグアルディオラ監督が注意し、同監督が2011年にカタルーニャ名誉金メダルを受賞した際のスピーチで選手の名前を1人も挙げないなど両者の関係はしだいにぎくしゃくしていった。
緊張感が増していく中、2012年に行われたアスレティック・ビルバオとのコパ・デル・レイ(国王杯)決勝の約2週間前、ベティス戦のロッカールームでグアルディオラ監督はチームを叱責した。選手達はそれに反論していた模様だ。
同紙によれば選手達は、バルサの黄金時代を築けたのは自分たちの功績だと思っている。グアルディオラ監督が去った翌年、ガンと戦っていた故・ティト・ビラノバ氏の下でもリーガで勝ち点100を達成してそれまでの記録を更新できたことがその思いを大きくしたようだ。
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