後は得点だけ?GKマヌエル・ノイアー【写真:Getty Images】
【バイエルン 1-0 ヘルタ・ベルリン ブンデスリーガ第30節】
ドイツ・ブンデスリーガ第30節が現地時間25日に各地で行われ、バイエルン・ミュンヘンは、ホームでMF細貝萌とFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと対戦して1-0で勝利した。
同試合の勝利で、翌日に行われる2位ヴォルフスブルクの試合結果が引き分け以下の場合、リーグ優勝が決定するバイエルン。昨季ほどではないが、今季も圧倒的強さでリーグ首位を独走している。
優勝に王手をかけた同試合だが、ドイツ代表でもあるバイエルンのGKマヌエル・ノイアーが、サイドラインからスローインでボールをDFに投げ入れる行動をとった。
ノイアーはすでにEURO2016予選のグルジア戦でサイドラインからスローインを行っていたが、バイエルンでは初。会場にいたサポーター達は、ホーム初披露となる行為に沸いている。
バロンドールの最終候補3人に残り、世界最高のGKとの呼び声も高いノイアー。DFの1人に入れてもおかしくないほどの驚異的な守備範囲をカバーし、時には巧みな足技で相手FWすらも翻弄する。
そのクオリティの高さは、日本代表で浦和レッズGKの西川周作も参考にしているという。同日日本で開催された明治安田生命J1リーグ1stステージ第7節の名古屋グランパス戦ではその言葉通りに、果敢な飛び出しと見事なタックルでチームの窮地を救った。
しかし、ノイアーはその1ランク上を行くようで、同試合でもその巧みな足技を披露し、52分には味方の選手へそのままスローインを行い、試合をスムーズに再開させていた。
また、前日には2部ライプツィヒのGKが見事なゴールでチームを勝利に導いており、後ノイアー残されているのは得点くらいだろう。
【了】