24日の抽選会を経てUEFAチャンピオンズリーグリーグ（CL）準決勝でユベントスとレアル・マドリーの対戦が決まったが、これに複雑な感情を抱いている人物がいる。

　元イタリア代表のジャンルカ・ザンブロッタ氏は伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の取材に対し、古巣と恩師への想いを語った。

　ユベントス時代とミラン時代の2度にわたってカルロ・アンチェロッティ監督に指導を受けたザンブロッタ氏は、「カルロは偉大な指導者であり、素晴らしい人物だ。私はユーベとミランの両方でプレーできたのは幸運だった」と恩師を絶賛する。

　しかし、「彼は昨年CLを制覇しているので、今年はユーベの番になると願っている。アンチェロッティがリーガを優勝できるよう願っているよ」と今年の準決勝は古巣ユベントスをサポートすると明かした。

　さらにザンブロッタ氏は今季のユベントスの躍進はカルロス・テベスの活躍によってもたらされたものであると述べたうえで、「モラタの爆発、コンパクトな守備、そしてMFたちの働き」と3つの要素が重要だったと指摘した。

　CL準決勝のマドリー戦は、1stレグが来月5日にユベントスのホームで、2ndレグは同13日にマドリードで行われる。ザンブロッタ氏の応援はチームの勝利につながるだろうか。

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