マドリーを率いるアンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝の組み合わせ抽選会が24日に行われ、前回王者のレアル・マドリーは、ユベントスとの対戦が決定した。
アトレティコ・マドリーとの準々決勝を接戦で勝ち抜けたマドリー。次の相手はモナコを破ってベスト4入りしたイタリア王者に決まった。両者が最後に対戦したのは2013-14年シーズンのCLグループステージで、その時はマドリーが1勝1分だった。
UEFA公式サイトでマドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は「ユベントスは伝説的な歴史を持つクラブで、12年ぶりに準決勝へ進んだ。とても良いシーズンを過ごしていて、セリエA優勝はほぼ彼らのものだ。CLに焦点を当てて戦うことができるだろう。
昨季に続いて決勝にたどり着ける自信はある。勝利するためには最高のマドリーになる必要がある。アトレティコ戦のような情熱や野心をもったプレーを見せなければならない。昨季の準決勝でバイエルン・ミュンヘンと戦ったとき、ホームのサポーターはファンタスティックな雰囲気を作ってくれた。あの時は全てがうまく進んだため、今回もその流れに乗って勝ち抜けられると期待している」とコメント。
また、クラブのスポーツ・ディレクターを務めるエミリオ・ブトラゲーニョ氏は「ユベントスは守備と戦術に優れた素晴らしい相手。2ndレグをホームで戦えることはアドバンテージだ。もちろん敵地での初戦も全力で戦う。両チームとも経験とトップクオリティーの選手をもっているため、魅力的な準決勝になる」と話した。
マドリー対ユベントスによる準決勝は、現地5月5日にユベントス・スタジアムで、同13日にサンチャゴ・ベルナベウで行われる。
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