次期監督に推薦されたライアン・ギグス氏【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、次期監督に自身のアシスタントを務めているライアン・ギグス氏を薦めている。現地時間24日の英紙『デイリー・メール』が報じた。
ファン・ハール監督はクラブ公式TV内で「私が去った後は彼が監督になることを期待している」と明かし、「ジョゼ・モウリーニョのように多くの引き出しがある」と、自身の愛弟子でもあるチェルシーのモウリーニョ監督と比較して絶賛している。
そして、ギグス氏のアシスタントとしての仕事ぶりを「選手のような仕事ぶりで、彼のおかげで私はすごく助かっている」と説明した。
就任当初は、今のようなことを想像できなかったと語るファン・ハール監督。ギグス氏について「彼はジョゼのように試合を読み取る能力がある。あとは集団を管理することを学ぶだけだ。彼は見るものすべてをすぐ学習するので、問題はないだろう」と、監督としての潜在能力も認めた。
ギグス氏は昨季、プレイングマネージャーとして、デイビッド・モイーズ前監督解任後に4試合チームを指揮した経験もある。就任したばかりのファン・ハール監督が辞めることはすぐにはないだろうが、数年後には再びギグス監督の率いるユナイテッドが見られるかもしれない。
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