「みんなが同じ方向を向く必要がある」
6月のコンフェデレーションズカップでの3試合9失点に続き、8月14日のウルグアイ戦でも4失点黒星を喫した日本代表。ザッケローニ監督が「守備を修正したい」と語った通り、9月6日のグアテマラ戦と10日のガーナ戦の2連戦では守りの再構築が最重要テーマになると見られる。
攻守の舵取り役を担う遠藤保仁も、今回のシリーズはチーム全体の方向性を再確認し、意思統一を測る場と位置付ける。
「最終予選が終わって完全にワールドカップに照準を合わせられるんで、今は強い相手と戦いながら出た課題を修正しながらやっていくしかないと思います。最終的に戦い方をどうするかは監督の判断。
監督が守備的にいくって言うならそうするべきですし、今まで通り主導権を握りながらやりたいのであれば、全員が意思統一しないといけない。選手と監督とコーチングスタッフとしっかり話して、意見がバラバラにならないようにしないといけないし、みんなが同じ方向を向く必要がありますね。
ウルグアイ戦が終わって初めて集合するし、ミーティングもあるでしょうから、監督の意見を照らし合わせて、確認しあいながらやっていけばいいんじゃないかと思います」と彼は言う。