決勝点を挙げたFWハビエル・エルナンデス【写真:Getty Images】
【レアル 1-0(トータル:1-0) アトレティコ CL準々決勝2ndレグ】
チャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグが現地時間22日に行われ、レアル・マドリーはホームでアトレティコ・マドリーと対戦した。
1stレグをスコアレスドローで終えたマドリード・ダービー。勝てば準決勝進出が決まる昨季王者のマドリーは、ベンゼマを初め、負傷者と出場停止で苦しい状況。対するアトレティコは、アウェイであることから、先制すれば有利に試合を運べる。
まずは先制点を奪いたいマドリー。序盤から積極的にアトレティコゴールに襲い掛かる。エルナンデス、C・ロナウドなどが決定的チャンスを迎えるも、枠をとらえられず先制とはならなかった。
対するアトレティコもセットプレーなどから、得点を狙うが得点は奪えない。
その後試合はほぼマドリーのペースで進み、C・ロナウドらが何度も決定的なチャンスを迎える。しかし、アトレティコのGKオブラクの好セーブもあり、前半はスコアレスで終えた。
後半開始からアトレティコが動く。ニゲスに代わりガビを投入する。
それでも最初の決定機はマドリー。エルナンデスがGKと1対1になるが、またも枠をとらえられず。
どちらも決めきれないまま、試合は進んでいく。しかし、76分にアトレティコのトゥランがこの日2枚目のイエローで退場してしまう。アトレティコは1人少ない状態となってしまった。
数的優位となったマドリーは、アトレティコゴールを攻め立てるが、それでも得点は奪えない。
このまま延長かと思われた88分。けが人続出で、チャンスが回ってきたエルナンデスが期待に応える。ゴール前で粘り、先制点を挙げることに成功。レアルがようやくアトレティコゴールをこじ開けた。
1人少ないアトレティコはこのまま攻め手を欠き、マドリーが苦しみながら勝利。準決勝進出を決めた。
【得点者】
88分 1-0 エルナンデス(レアル)
【了】