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ハノーファー残留のカギは清武の欠場? 新監督就任でシステム変更か

text by 編集部 photo by Getty Images

ハノーファー残留のカギは清武の欠場? 新監督就任でシステム変更か

不意の遅れで先発落ちの危機となっているMF清武弘嗣【写真:Getty Images】

 成績不振から現地時間20日にタイフン・コルクト監督を解任し、ミヒャエル・フロンツェック新監督を迎えたMF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファー。残り5試合で、残留を目指す同クラブだが、22日のドイツ紙『キッカー』は、清武の欠場がチームを改善に導く可能性があると報じている。

 フロンツェック監督は「コルクト前監督が良い仕事をしていたのを知っている。乳酸値などを計る必要はない」と選手の状態を信じ、21日の練習からチーム改革に取り組むことを明かした。

 そして、22日の段階で戦術練習に取り組んだようだが、清武は先週から風邪をひき、現段階ではまだ症状が強く残っているため、個別練習を行ったようだ。

 しかし、その結果、同紙はコルクト監督の時に抱えてた問題が解決するのではないかと述べている。

 清武の望むポジションはトップ下であるが、コルクト前監督の下では左右のMFで起用されることが多かった。さらにトップ下で起用されていたのは、MFラース・シュティンドル。2シャドーの一角として、清武が起用されることもあったが、うまくいってはないと同紙は述べた。

 水曜日の練習では、システムを4-2-3-1に戻し、トップ下をシュティンドルで試したと報じている。清武が練習復帰した場合にどうするのかはまだ不明となっているが、新監督にアピールするためにも、まずは早期の練習復帰が待たれる。

【了】

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