王者の前で今季2点目を狙うFW原口元気【写真:Getty Images】
ヘルタ・ベルリンに所属するFW原口元気が、次節の対戦相手である王者バイエルン・ミュンヘン戦に向けての意気込みを現地時間21日の地元紙『ベルリナー・クリーアー』で語っている。
ブンデスリーガ第25節のシャルケ戦で初ゴールを記録した原口は、ここ3試合で先発出場を果たし、監督の信頼を勝ち取りつつある。
同紙でも、前節ケルン戦でのパフォーマンスを「残念ながらゴールは無かったが良い試合だった。ゲンキは次の試合でゴールの喜びをもたらすだろう」と高評価している。
同試合の59分に決定的な場面を迎えたが、惜しくも左にそれてしまった。原口は「得点できなかったのは残念。まだまだ出来ることを見せられた」と、振り返った。
しかし、「いい状態で来ている。ドリブルと1対1が良くなってきたし、状態もいい」と、初得点以降の試合で出場時間が増えたことで、自信を付けたようだ。
負傷中のMFエニス・ベン=ハティラ代わり出場を果たし、チャンスをものにした原口。ベン=ハティラは、21日の段階で練習を再開したものの、次節はまだ起用は微妙となっている。
王者との一戦を前に先発濃厚な原口は「ミュンヘンでの試合は非常に厳しいけど、僕らの力を見せられるとも思う」と、意気込んでいる。
そしてチャンピオンズリーグで圧倒的な強さを見せたバイエルンを相手に、ブンデス2ゴール目が期待される。
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