アーセナルに所属する元フランス代表MFアブ・ディアビは度重なる負傷に悩まされている。2009-10シーズンに29試合に出場して以降はリーグ戦の出場が16、4、11、1と減少傾向にあり、今季は未だに出場機会が訪れていない。（リーグカップ1試合に出場）

　21日付の英紙『テレグラフ』によると、アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督はディアビに対し、出場機会に応じて給与を支払う（pay-as-you-play）契約、あるいは今季中に復帰を果たせなかったとしても、来季も引き続きトップチームの練習参加を許可するという2つの特別措置を検討しているという。

　5月には29歳を迎え、クラブとの契約が今夏で満了を迎えるディアビだが、すでにU-21プレミアリーグの試合で実戦復帰を果たしている。

　U-21を率いるスティーブ・ガッティング監督は、先日のレディングU-21との試合で見せたディアビのプレーを「エクセレント」と評価するなど復帰に向かって明るいニュースも届いている。

　ヴェンゲル監督もディアビに対する期待は失っておらず、復帰を待ちわびている。果たして、ディアビはこの期待に応えることが出来るのだろうか。

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