ラダメル・ファルカオ【写真:Getty Images】
来季以降の去就が騒がれるコロンビア代表FWラダメル・ファルカオだが、マンチェスター・ユナイテッド残留という結末もありうるようだ。21日に英『スカイ・スポーツ』など複数メディアが報じた。
レンタル元であるモナコのバディム・バシリエフ副会長によれば、ユナイテッドは未だ完全移籍のオプションを行使する可能性を残しているという。
イングランドでは期待されたほどの活躍を見せられず、25試合4得点と不本意な成績に終わっているファルカオ。
バシリエフ副会長は「日曜日にユナイテッド側と会談した。彼らはまだオプションを行使するかどうか決断していない。ファルカオは最高のシーズンを過ごせているわけではないが、決断をシーズン終了まで待つことにした」と述べ、去就は6月以降という認識を示した。
一方、これに関係なくファルカオ獲得を狙う動きは常にある。「たとえビッグクラブだとしても我々は一切交渉していない。決めるのはユナイテッド。その上で我々と選手が話し合う」とバシリエフ会長は交渉の存在を否定している。
ユナイテッドは来季の新戦力候補としてPSVのメンフィス・デパイへの関心を隠しておらず、他にもナポリのゴンサロ・イグアインやPSGのエディンソン・カバーニなど大物ストライカーがファルカオの後釜として報じられてきた。
現在ルイス・ファン・ハール監督からの信頼を得られていないコロンビア代表FWが来季もイングランドで挑戦を続けるのか、すでに別の行き先が決まっているのか。すべてが明らかになるのはシーズン終了後になりそうだ。
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