CLのシード方法が変更に【写真:Getty Images】
ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)は21日、来季のチャンピオンズリーグ(CL)組み合わせ抽選におけるポット分けの新ルールを発表した。
来季から採用される新ルールでは、前シーズン王者とUEFAリーグランキング上位7ヶ国のチャンピオンチームがポット1にシードされることになった。
これまではUEFAの係数によって導き出された上位のクラブからポット1、ポット2、ポット3、ポット4と振り分けられていた。しかし、この方法だと急成長を遂げてCL出場権を獲得したマンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンといった強豪がポット1以外に組み込まれてしまい、不公平な抽選結果がしばしば見られていた。
ランキングが現状のままであれば新ルールによってポット1に振り分けられるのは、スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、ポルトガル、フランス、ロシアの7ヶ国となる。
また、CL王者が上の7ヶ国のいずれかに属するクラブだった場合、リーグランク8位の国のチャンピオンが繰り上がりでポット1に組み込まれる。現状であればオランダだ。
今回のルール改正で“死の組”ができる可能性は低くなったが、これまで以上に白熱した決勝トーナメントになることが期待される。
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