カリアリを辞任するゼーマン監督【写真:Getty Images】
イタリア・セリアAのカリアリは21日、ズデネク・ゼーマン監督の辞任をクラブ公式サイトで発表した。
ゼーマン監督は今季、開幕からカリアリの指揮を執っていたが、16試合で2勝8分6敗と成績が振るわず、12月に解任された。その後、クラブはOBで地元出身者のジャンフランコ・ゾラ氏を新監督に迎えたが、10試合で2勝2分け6敗の勝ち点8を得るにとどまり、3月にゾラ氏の解任されると、ゼーマン監督が指揮官に復帰した。
しかし、67歳のチェコ人監督は、復帰初戦でエンポリに引き分けるも、そこからミラン、ラツィオ、ジェノア、ナポリに4連敗。残り7試合で残留ラインに勝ち点9差の19位に沈むチームを浮上させることはできなかった。
尚、ゼーマン監督が退任したカリアリは、今季3度目の監督交代。後任指揮官は発表されておらず、チームは迷走を続けている。
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