ヴォルフスブルクのMFデ・ブルイネ【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ・ヴォルフスブルクに所属するベルギー代表のMFケビン・デ・ブルイネは、今季の活躍を受けて再三移籍の噂が報じられている。
21日付のイギリス『ガーディアン』によれば、デ・ブルイネの代理人を務めるパトリック・デ・コスター氏は現時点で「公式な話し合いは行われていない」と、話している。
しかし、デ・コスター氏は非公式なものであることは認めた上で、「マンチェスター・シティの人間にはすでに会った。マンチェスター・ユナイテッドの関係者には会っていないが、その他のクラブの関係者も情報を求めて連絡をしてきた」と、実際に接触があったことは認めている。
以前の報道で、デ・コスター氏はバイエルン・ミュンヘンとの接触については否定していた。しかし、引き続き同クラブやパリ・サンジェルマンもシティと同様にデ・ブルイネ獲得を狙っているという。
今季のデ・ブルイネはブンデスリーガで29試合10得点17アシストと驚異的な成績を残している。国内カップとヨーロッパリーグを含めれば、その数字は44試合15得点23アシストというものになる。
また、デ・コスター氏は、「まだ(リーグ戦)5試合残っていて、このままいけば来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得できる。決断を下す時期にしてはまだ早過ぎる。ヴォルフスブルクとの契約は4年間あり、クラブがどうしたいのかも考える必要がある」と述べており、選手は残りのシーズンに集中しているようだ。
またデ・ブルイネの移籍金については「私には分からないが、ヴォルフスブルクは(同選手の獲得に)チェルシーに2400万ユーロ(約30億円)を支払った。それよりも高額になるだろう」とコメントした。
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