足首の負傷があることを明かしたチェルシーのFWディディエ・ドログバ【写真:Getty Images】
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、26日のアーセナルとの大一番を前に負傷者問題に直面している。
1-0で勝利したQPR戦とマンチェスター・ユナイテッド戦で37歳のディディエ・ドログバはフル出場を果たした。
しかしドログバは20日、サンテティエンヌでのチャリティーマッチについて、ツイッターで「足首のケガで出場できないのは残念だ。でも、僕は(チャリティーへの)サポートを続けるよ」とコメントしている。
今季1トップのレギュラーを務めるジエゴ・コスタは3-2と勝利したハル・シティ戦で負傷。モウリーニョ監督は17日、「ジエゴに関する我々の目標は、残り4試合で彼を起用することだ。アーセナル戦は最後から6番目の試合だね。彼は来週からチームとの練習を始める」とアーセナル戦でのD・コスタ復帰は難しいと話している。
チェルシーは2番手のストライカーにフランス代表FWロイク・レミーが控えているが、同選手も決勝点を挙げたストーク戦でふくらはぎを負傷し、離脱している。
モウリーニョ監督は、ユナイテッド戦でのレミー復帰の可能性は「50%以上」としていたが、結局18歳のドミニク・ソランケがベンチに入り、レミーはベンチから外れていた。
チェルシーは2位アーセナルに勝ち点差「10」をつけており、この試合で勝利すればその3日後のレスター・シティ戦でタイトル獲得が決まる可能性もある。
しかし、アーセナル戦でレミーが出場できるかどうかは定かではなく、モウリーニョ監督は優勝決定に向けた連戦の前に頭を悩ませることになってしまった。
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(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。