5試合限定でハノーファーの指揮を獲るミヒャエル・フロンツェック新監督【写真:Getty Images】
MF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーは現地時間20日、タイフン・コルクト監督の解任を発表。また、同日夕方には後任にミヒャエル・フロンツェック氏が就任することを発表している。
コルクト監督は昨季の途中からハノーファーの監督に就任。昨季はチームを残留に導いたが、今季は第29節終了時点で7勝8分14敗で15位。ここ13試合に至っては勝利することができていなかった。
18日に行われたアウェイのレバークーゼン戦では0-4で大敗。自動降格圏内の17位シュトゥットガルトとは勝ち点3差となっていることもあり、同クラブは監督交代に踏み切った。
コルクト監督解任発表時には、25日のホーム・ホッフェンハイム戦に間に合うように、後任を決定すると明かしていたが、解任当日にミヒャエル・フロンツェック新監督の就任を発表している。
フロンツェック新監督の契約は今季終了までの残り5試合となっており、緊急的な措置と見られている。
ドイツ紙『ビルド』をはじめとする各メディアでは元ボーフム監督のペーター・ノイルラー氏と元浦和レッズ監督で、現カメルーン代表監督でもあるフォルカー・フィンケ氏が有力と見られていたが、早急な就任は厳しかった模様。
フロンツェック新監督は2009年から2010年までボルシアMGを率い、現ボルシア・ドルトムントのFWマルコ・ロイスをブレイクさせた。その後は2012年から2013年まで2部のザンクト・パウリの監督を務めている。同監督は火曜日よりチームに合流予定で、残留に向けて5試合に全力を尽くす。
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