レアル・マドリーに所属するMFイスコ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、来夏の移籍市場でもビッグネームを獲得する可能性があるようだ。
英紙『サンデー・ピープル』によれば、レアル・マドリーはシーズン終了後にユベントスに所属するフランス代表のMFポール・ポグバの獲得を狙っており、仮に交渉がうまくまとまれば、移籍金3500万ポンド(62億円)からMFイスコ売却の交渉に応じる構えがあると伝えられている。
22歳のスペイン代表は、2013年夏にマラガからマドリーに加入すると、移籍初年度にカルロ・アンチェロッティ監督が率いるチームの主力として“ラ・デシマ(10度目の欧州制覇)”とコパ・デル・レイの2冠達成に貢献。今季はMFハメス・ロドリゲスやMFルカ・モドリッチが負傷離脱するなか、公式戦45試合に出場し、中盤の攻守を支えてきた。
アーセナルはイスコへの関心をたびたび報じられており、主力MFの中には30代を迎えている選手もいる。同クラブは2013年にマドリーからMFメスト・エジル、14年にはバルセロナからFWアレキシス・サンチェスを獲得するなど、近年の移籍市場では巨額の投資もいとわない姿勢を貫いている。
また、同クラブは今季、リーグ32節終了時点で勝ち点66の2位につけており、チャンピオンズリーグ出場権獲得はほぼ確実。さらに、連覇を狙うFAカップはすでに決勝進出を決めており、タイトル獲得も視界に捉えている。
アーセナルは来シーズンも大物選手を迎え入れ、さらなる飛躍を見せることができるだろうか。
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