ユベントスを率いるアッレグリ監督【写真:Getty Images】
ユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、現地18日に行われるセリエA第31節のラツィオ戦に向け、タイトルを懸けた試合になると強調していることを、伊複数メディアが報じている。
勝ち点70で首位に立つユベントスと、12ポイント差で追う8連勝中の2位ラツィオが、今週末直接対決を迎える。残り8試合で4勝すればスクデット4連覇が決まる王者ユベントス指揮官、この天王山をどう見据えているのだろうか。
試合前の会見に臨んだアッレグリ監督は「ラツィオは奇妙なシーズンを送っているね。誰もこの時期に彼らが2位にいることなんて想像していなかっただろう。後半戦に入ってからの失点数は我々と同じである。これはスクデットを懸けた一戦だ。
我々が勝ち点でリードしていることは事実だ。だが、これからは厳しい状況や重要な試合が続くことになる。(最終節の)サンプドリア戦までシーズンは終わらない。なぜなら我々にはチャンピオンズリーグもあるからね。日程を考慮すれば、明日の試合はベストメンバーで臨む」とコメントした。
一方、ラツィオを率いるステーファノ・ピオーリ監督は「我々は勝つためにプレーする。この試合は引き分けが少ないチーム同士の対決だ。両クラブとも互いに相手を打ち負かそうとしてくるだろう。
我々はコンパクトに戦って自分たちの試合をしなくてはならない。素晴らしいパフォーマンスを期待しているよ。今シーズンの戦いでラツィオは多くを学んだ。明日は最高のチームが相手だ。しかし、前回対戦の時と比べ、我々は成熟さと賢さが増した。いつでも戦う準備はできている」と意気込んだ。
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