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ユベントスの”10番”カルロス・テベス。後釜候補は4人のアタッカー

text by 編集部 photo by Getty Images

ユベントスの"10番"カルロス・テベス。後釜候補は4人のアタッカー
今季もしくは来季限りでユベントスを退団するカルロス・テベス【写真:Getty Images】

 ユベントスの”背番号10番”。アルゼンチン代表FWカルロス・テベスは今季もしくは来季限りで同クラブを退団するとみられている。現在セリエAで得点王のエースの代役となるのは誰なのだろうか。イタリア紙『トゥット・スポルト』が17日、4人の後釜候補を挙げている。

 1人目はパリ・サンジェルマンのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニだ。同選手にはユベントスはナポリ時代から一貫して関心を持ち続けている。高い得点力に加えて献身的な守備もみせるカバーニは、ユベントスのスタイルにマッチすることだろう。しかし、同選手の移籍金5500万ユーロ(約70億円)を支払うことは現実的ではない。

 2人目はコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ。こちらもモナコ在籍時代から長く獲得を狙っている。今季マンチェスター・ユナイテッドにレンタル移籍を果たしたものの、期待外れの烙印を押されてしまっている。それでも、未だ実力がトップクラスであることに疑いの余地はないだろう。

 3人目がパレルモの若手FWパウロ・ディバラ。今季大ブレイクを果たした21歳のアルゼンチンアタッカーは今最もユベントス移籍に近づいている選手といえる。既にパレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長は交渉を認めている。同会長は4000万ユーロの移籍金を求めているが、ユベントスは2500万ユーロと選手で話をつけようとしている。

 そして、最後の1人に名前が挙がっているのがナポリのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン。同選手にはユーベは2013年に獲得を試みている。しかし、当時レアル・マドリーに在籍していた同選手はナポリを選択した。様々なクラブから興味を引くイグアインだが、ナポリは同選手に移籍金4000万ユーロ(約51億円)を設定している。ナポリからユベントスへの移籍は、まさに”禁断の移籍”だ。この取引が実現したら、イグアインはナポレターノ(ナポリファン)にとって「最も愛される選手」から「憎しみの対象」へと変わるだろう。

【了】

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