去就が騒がれるカルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は契約延長について急いではいない。17日、スペイン『アス』が指揮官のコメントを紹介している。
最近のリーガ・エスパニョーラの不調で、同監督は今季限りでマドリーを退任するのではないかとみられている。しかし、アンチェロッティ監督は「来季の準備を始めている」とコメントした。
「私はあと1年契約が残っている。私は契約延長を急いではいないよ。仮に未だクラブがコンタクトを取ってきていないとしても、9月以降に交渉があるだろう。もしくは、話がこないかだ。私は延長してくれとクラブに頼みに行くつもりはない」
一方で、先日のチャンピオンズリーグ準決勝1stレグ、アトレティコ戦については「よい感触だったよ」と満足感を表した。
「選手たちはうまくプレーした。非常に難しいスタジアムでのプレーだった。たしかに、我々は結果に満足していない。しかし、理想的なスコアではなかったけれど、我々は次回ホームで戦う。それが重要だ」
昨季はマドリーに10回目のCL優勝をもたらしたアンチェロッティ。今季ウンデシマ(11回目の優勝)を果たし、クラブからの信頼を勝ち取ることはできるのだろうか。
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