バイエルンに所属するGKノイアー【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグが15日に行われ、バイエルン・ミュンヘンはアウェイでポルトと対戦した。
バイエルンは、前半序盤から軽率なプレーで相手に主導権を握られる。開始10分でミスからMFリカルド・クアレスマに2得点を許すと、後半に入ってもDF陣が対応を誤り、FWジャクソン・マルティネスに決定的な3点目を決められた。バイエルンはMFチアゴ・アルカンタラのゴールで1点を返すものの、試合は1-3で敗れている。
自らのファウルにより先制のPKを与えたGKマヌエル・ノイアーは「僕たちの想像は違うものだった。パスが精確ではなかったし、ほとんど得点チャンスも作り出せていなかった。そこが足りなかったところだ。それと、僕たちが犯したミスもそうだ。あれらはチャンピオンズリーグでは許されない。全員が今日を台無しにしてしまったことも分かっている。だが、それでも次の試合に進むしかない」とクラブ公式HPで語った。
独紙『キッカー』では、DFフィリップ・ラームが「我々は盛り返すことを狙っていた。2-1なら可能だったかもしれないが、3点目の失点はダメージが大きかった。しかし、我々には2ndレグがある。ホームで2-0かそれ以上で勝つのは可能だ」とコメント。
FWトーマス・ミュラーは「試合序盤のパフォーマンスが勝負を決めた。我々はひどいスタートを切ってしまった。ポルトはしっかり引いて守っていた。だが、次に進むチャンスはまだある。次は良いプレーを引き出したい」と逆転での勝ち抜けを誓った。
バイエルンは21日にミュンヘンでポルトと再戦する。
【了】