HSV監督就任が決まったブルーノ・ラッバディア氏【写真:Getty Images】
日本代表MF香川真司が所属するドルトムト指揮官のユルゲン・クロップ監督が、今季いっぱいで契約解除となる可能性が高まっている。その決定打となったのではないかとみられているのが、HSVへのブルーノ・ラッバディア監督就任だ。
HSVは15日、同氏と15ヶ月間の契約を結んだことを発表した。ラッバディア監督はシュツットガルト時代には日本代表FW岡崎慎司とDF酒井高徳を指導していたことでも知られる指揮官である。
これにより、HSV指揮官に就任するとみられていたトーマス・トゥヘル監督がフリーとなり、来季からのドルトムト就任が可能となった。後任監督の確保に成功したドルトムトは、クロップ監督と今季末で契約を解除することに踏み切ったとみられている。
なおクロップ監督は、来季イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティやアーセナルといったクラブへの就任が噂されている。どのクラブとも契約を結ばなかった場合は、監督業を休業するとの見方もある。同指揮官の今後に注目が集まりそうだ。
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