日本代表イレブン【写真:Getty Images】
2018年ロシアW杯に向けたアジア2次予選の組み合わせ抽選会が14日にマレーシアのクアラルンプールで行われ、6大会連続の本大会出場を目指す日本代表はグループEに入り、シリア、アフガニスタン、シンガポール、カンボジアと同組になった。各国関係者はこの結果をどう捉えているのだろうか。
カンボジアメディア『クメール・タイムス』でプノンペン・クラウンFCに所属するMFヴァ・ソクソーンは「(日本と対戦することは) 狂気の沙汰だよ。しかし、まずは6月にホームで行われるシンガポールとアフガニスタンとの試合がチームとサポーターにとって一番大事になる。カンボジアにとって強豪国と試合するのは大切なことだ。多くを学び、自分たちのレベルを上げられる機会になると思う。
日本については凄いとしか言いようがない。カンボジア人は本田と香川が大好きで、対戦できることはとても嬉しい。まずは初戦で良い結果を得るため、ハードなトレーニングをして準備したいと思う」とコメント。
また、スヴァイリエンに所属し、21歳ですでにフル代表20試合に出場するMFプラク・モニウードムは「日本との対戦は良い試合になるはず。カンボジアのために我々はベストを尽くすだけ」と抽選結果について言及した。
初戦で日本と対戦するシンガポール代表のベルント・シュタンゲ監督は「我々にとってこのグループはチャレンジだ。だが、私は楽観的に考えている。対戦相手を軽んじることはないが、できるだけ多くの勝ち点を目指していきたい。ホームゲームにはたくさんのサポーターが来ることを期待している」と同国サッカー協会公式HPで意気込みを語った。
2次予選では、グループを首位通過するか、各組2位チームの中で成績上位4チームに入れば最終予選進出となる。
【了】