マンチェスター・シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督【写真:Getty Images】
12日のマンチェスター・ユナイテッドとのダービーマッチを2-4で敗戦したマンチェスター・シティ。13日付の英紙『デイリー・エクスプレス』によれば、シティがチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内となるトップ4入りを逃せばマヌエル・ペジェグリーニ監督の解任は間違いないようだ。
一時は優勝争いもしていた4位シティだったが、消化試合数が1つ少ない首位チェルシーとの勝ち点差は「12」に広がってしまい、5位リバプールとの勝ち点差は「4」まで縮まってしまった。
シティは次節、ウェストハムをホームに迎える。同紙はさらに、この試合で敗れるようなことがあれば、シーズン終了を待たずしてパトリック・ヴィエラ氏が残りの試合を指揮する可能性も報じている。
また、『デイリー・ミラー』はシティの次期指揮官候補にナポリのラファエル・ベニテス監督の名前を挙げている。シティはかつてリバプールでCL優勝、チェルシーでヨーロッパリーグ優勝を遂げたスペイン人監督に1年契約を提示する考えだ。
しかし、シティの真の狙いはバイエルン・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督だとされている。バイエルンと同監督の契約は来季終了後に満了となるため、来季はベニテス監督が指揮を執り、その次のシーズンでグアルディオラ監督を招聘することが、シティの理想だと同紙は伝えている。
シティは35節に7位トッテナム(アウェイ)、最終節に6位サウサンプトン(ホーム)との試合を残している。果たして4位の座を死守できるのだろうか。
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