モナコを率いるジャルディム監督【写真:Getty Images】
モナコを率いるレオナルド・ジャルディム監督が、現地14日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのユベントス戦に向けて意気込みを語っている。
最少失点でグループリーグを首位通過したモナコは、決勝トーナメント1回戦でアーセナルをアウェイゴールの差で下し、下馬評を覆した。リーグ1でもCL出場圏内の3位と好位置をキープしている。
ユベントスは、ドルトムントから2勝し、2季ぶりのベスト8入り。セリエAでは2位に勝ち点12差をつけてトップを独走しており、スクデット4連覇をほぼ手中に収めている。また、コッパ・イタリアでも決勝進出を決めており、3冠の可能性も残す。
試合前日の記者会見に臨んだ40歳のポルトガル人指揮官は、格上との対戦が続く状況について「我々はグループリーグを首位で通過し、アーセナルと対戦してここにいる。モナコは弱者には値しない。
モナコは組織的な方法でプレーし、全ての選手が攻守に特別な役割をもっている。ユベントスとはプレースタイルが似ているかもしれない。我々はボールを失ったとき、後ろの守備に重点を置いてプレーするからね。
ユベントスが準々決勝にいることは、アーセナルよりも強い相手ということであり、より難しい試合になる。彼らにはクオリティーと経験があるため、どちらが本命なのかは明らかだ。我々は対戦相手をリスペクトしながら自分たちのプレーができるようトライするだけ」とコメントした。
また、リーグ戦ここ6試合で6ゴールを挙げているFWアンソニー・マーシャルについては「まだ19歳で若い選手だが、今シーズンは多くの面で向上が見える。彼は今後さらに大きなことを成し遂げられる可能性を秘めていると思う。一部の選手は負傷を抱えているため、明日の状況を見てメンバーを決めたい」と期待を寄せた。
ユベントス・スタジアムで行われるユベントス対モナコの一戦は、日本時間15日3:45に開始される。
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