ライバルを警戒するセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスは13日、アトレティコ・マドリーと対戦するチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝を前にUEFA公式サイトのインタビューに応じた。
S・ラモスは「今季やここ2年の試合と似たような展開を予想している。競争力があり、忍耐強いチーム。アトレティコが一段上へと進めた要因だ」と同じ街のライバルに敬意を払い、マドリーに関しては「決定機は外さず、出来るだけミスを少なくしようとする」と、勝利の秘訣を語った。
昨季優勝したCLについては「この大会は選手を違う姿に変身させる。欧州最高の選手と対戦し、それが常人から最高の選手の1人にしてくれるんだ。この手の試合では各自の真の個性とベストが見られる」と、大会特有の特徴を説明した。
昨季CL決勝の93分に決めた同点弾は「僕のデシマ(CL10回優勝)達成のゴールは永遠に残る」と、その重要性を語るも「僕にとって一番大事なのはチームの勝利であり、マドリーのサポーターが楽しめるようにできるだけいいプレーをすることだ」と、チームを重視する姿勢を示した。
「もちろん微笑みながら思い出すよ。永遠に残り、歳をとったら子供や孫に見せることができる。マドリーでは常に最後まで戦わねばならない。最後に捨てるのは希望であり、サポーターの眼には闘魂と最後まで諦めない姿勢が見られた」
昨季のデシマを誇らしげに振り返るS・ラモスは、アトレティコとの2戦に向けて「決勝のようにプレーせねばならない」と気を引き締めている。
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