ドルトムントのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは11日のブンデスリーガ第28節でボルシアMGに1-3で敗れた。香川真司は先発出場して63分までプレーするも、無得点に終わっている。
試合後、ドルトムントのユルゲン・クロップ監督は「今季は難しい戦いが続いている」となかなか勝ちが続かない現状に対する苦悩を明かした。ブンデスリーガ公式サイトが伝えている。
「今日の守備について、どのように表現したらいいのだろうか。我々も絶えず挑戦していたが、1対1で負け、相手はゴールに迫ってくる。チームのパフォーマンスが悪かったわけではないが、決して良くもなかった」
先月21日のハノーファー戦に勝利して以降、リーグ戦は2連敗。7日のDFBポカール(カップ戦)ホッフェンハイム戦にはなんとか競り勝ったが、そのいい流れを継続することができなかった。
現在28試合を終えて35得点しながら、37失点という守備は大きな課題だ。残り5試合でEL出場圏内の6位までの勝ち点差は6。逆転は十分に可能だが、困難な目標には変わりない。
クロップ監督も「次の2試合、パーダーボルン戦とフランクフルト戦は非常に重要な試合だ。勝ち点を取らなければならない」と気を引き締める。
移籍が噂される選手も数人おり、来季ヨーロッパのカップ戦出場権を確保できるかがクラブの未来を左右する。18日のパーダーボルン戦と25日のフランクフルト戦は勝利こそが必要だ。
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