アトレティコ・マドリーとの一戦に意気込むカルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラの第31節が現地時間11日に行われ、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでエイバルと対戦して3-0で勝利を収めた。
指揮官のカルロ・アンチェロッティ監督は、スタメンで起用したFWハビエル・エルナンデス(チチャリート)やMFアシエル・イジャラメンディなど、控えの選手達のパフォーマンスに満足感を示している。
「良い試合をした、特にチチャリートはね。チャンスを活かし、完璧な試合をした」
マドリーは14日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でアトレティコ・マドリーと対戦する。指揮官は「全員が準備万端」と語り、2月7日に4-0で喫した大敗については「モチベーションとなるけれど、全く違う試合になると確信している」と述べた。
エイバル戦では蓄積警告でMFハメス・ロドリゲスが欠場だったため、イスコがスタメンだった。しかし、アトレティコ戦では「2人共プレーできる」と答え、試合のアプローチに関しても「結果以外ははっきりしている」と準備に迷いがないことを強調した。
なおGKケイラー・ナバスと衝突して足首を捻ったと思われたDFペペだが、アンチェロッティ監督は「ロッカールームでは問題なかった。単なる打撲だからダービー戦には万端だろう」と、落ち着きのメッセージを送った。
この試合でFWクリスティアーノ・ロナウドは約1年ぶりにFKゴールを決めている。これについてアンチェロッティ監督は「FKを決めるのは簡単な事ではない。クリスティアーノは常にゴールを決める気があるから驚かされる。これが他のフォワードと違うところだ」と、同選手を称えた。
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