2ヶ月ぶりの出場へ。長友のポジションは?
2ヶ月ぶりの戦列復帰が濃厚な長友佑都【写真:Getty Images】
11日、インテルはアウェーでエラス・ヴェローナと対戦する。右大腿部の肉離れが癒え、前節のパルマ戦からベンチ入りメンバーとして復帰している長友佑都には、先発出場の可能性も出てきている。
10日、長友不在の間にSBのレギュラーとして定着していたサントンが招集メンバーから外れた。クラブの発表によれば、軽い疲労を訴えていたために10日も別メニューとなり、結局ヴェローナ戦は回避。カンパニャーロも呼ばれず、ドドやジョナタンに至ってはそれぞれ故障のために今季絶望である。
よって招集メンバー23人のうち、純粋なサイドバックは長友にダンブロージオの2名、本来はCBだが左SBもこなせるファン・ジェズスを加えても3人だけとなってしまった。
ただし、先発出場はマンチーニ監督がどういうシステムを採用するのかに左右されそうだ。11日の『コリエレ・デッロ・スポルト』は、3バックの左WBとして長友の先発出場を予想。一方で『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、4バックで長友をベンチスタートとし、左SBにはファン・ジェズスが先発と予想している。
マンチーニ監督は10日の記者会見で、「中盤に警告累積者が多い。誰か一人はプレーを回避させることになるかもしれない」と語っていた。次節はミラノダービー、出場停止者が出るということは避けたい。その状態であくまで4バックを維持するのか、それとも3バックで中盤の枚数を厚くするのかという決断になるだろう。
いずれにせよ、キックオフの時点で長友とダンブロージオが4バックのSBとして起用されることはなさそうだと見る。