FC東京のFW武藤嘉紀について語るジョゼ・モウリーニョ【写真:Getty Images】
チェルシーの指揮官ジョゼ・モウリーニョがFC東京のFW武藤嘉紀についてコメントした。10日、英紙『ガーディアン』が報じている。
モウリーニョは「私は交渉については考えない」と、移籍騒動については関心がないことを強調した。
「私は武藤を少しだけ知っている。ただし、私がFC東京の選手のことを考えるのが、よいことだとは思わない。仮にFC東京の監督が私の選手について語ったら、私は嫌だろうね」
また、武藤の獲得は、来季からチェルシーのユニフォームスポンサーとなる「横浜ゴム」の影響があるのではないか、という質問については「現代サッカーはビジネスであり産業だ」と、コマーシャル面を考慮することは避けられないという見方を示した。
「我々は常に経営状況を考える必要がある。とりわけチェルシーのようにファイナンシャル・フェアプレーのルールを守っていきたいと思っているクラブにとってはね。これは重要なことだ」
「しかし、我々はフットボール・クラブだ。タイトルを獲得したいと考えている。我々がよいプレーヤーと信じれなければ、その選手を買うことはない。これは紛れもない事実だ」
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