次節を累積警告で欠場するクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーはFWクリスティアーノ・ロナウドへのイエローカードの取り消しをスペイン技術委員会に抗議している。9日、スペイン紙『アス』が伝えた。同選手は8日のリーガ30節ラージョ戦で警告を受けていた。
マドリーはエイバル戦の3日後、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝アトレティコ・マドリー戦に臨む。アンチェロッティ監督も「C・ロナウド自身も抗議する意向は無かった」と語っていた。しかし、ラージョ戦が始まる前から違和感を患っていたFWガレス・ベイルが、エイバル戦に出場できないことを受け、クラブは即座に意見を変えたと報じられている。
C・ロナウドはラージョ戦の後半、エリア内で相手ディフェンスのタックルを受けた際、審判にPKを貰う為の演技と判定された。このため累積警告となる今季5枚目のイエローカードを出され、次節のエイバル戦は欠場となる見込みとなっていた。
最終的にC・ロナウドのイエローカードが取り消されなかった場合、マドリーはMFトニ・クロースとMFハメス・ロドリゲスも出場できない状態に至る。2選手はC・ロナウドと同じくイエローを出されていた。
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