FC東京のDFカニーニ【写真:ダン・オロウィッツ】
FC東京は9日、都内で公開練習を行い、紅白戦などおよそ2時間にわたって汗を流した。
練習後、記者からの質問に答えたDFカニーニが、イングランドのビッグクラブであるチェルシーからのオファーが届いた同僚のFW武藤嘉紀のクオリティを改めて称賛している。
U-20、U-21イタリア代表経験もあるカニーニは「もしこれが実現することになれば、彼にとって大きなチャンスが開けることになる。それに相応しい結果を残しているし、移籍したとしても良い結果を残すだけのクオリティを持っていると思う」と、武藤がチェルシーに移籍したとしても活躍することができるという自身の見解を述べた。
仮に武藤がチェルシーへと移籍することになれば、ベルギー代表MFエデン・アザールやキャプテンのDFジョン・テリーら、世界的なスター選手と共にプレーすることになると同時に、名将ジョゼ・モウリーニョ監督から指導を受けることになる。
セリエAのカリアリ在籍時代、当時インテルを指揮していたモウリーニョ監督と対戦した経験を持つカニーニは、「それだけ素晴らしい選手達と共にトレーニングをし、モウリーニョという素晴らしい監督のもとでサッカーをすることは、彼にとって大きな未来につながることになる」とチェルシー移籍には大きな意味があると語っている。
ただし、「この時期は、まずグラウンドでのプレーに集中することだけを考えることが彼にって一番重要なことになる」と、22歳の日本代表FWに必要なことはプレーに集中することだとアドバイスを送っている。
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