GK西川周作【写真:ダン・オロウィッツ】
【浦和レッズ 1-1 北京国安 ACLグループG第4戦】
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第4戦が8日に各地で行われ、J1の浦和レッズはホームで中国の北京国安と対戦し、1-1の引き分けに終わった。
試合後、GK西川周作は「勝ちに行くという姿勢を見せられたと思っています」と振り返った。前半はチームに球際での激しさが足りなかったが、後半にはしっかり修正してきた。この点については「ポジティブに捉えています」と話した。
西川自身も、ピンチを救うセーブを見せた。26分、一対一の状況を作られながらゴールを許さなかった。
「先に動かないことを意識しました。ポジショニングもしっかり取れた。動かなかったことが相手のミスを誘ったのかなと」と、そのシーンについて語った。
今大会は未勝利の浦和。西川は「アジアの戦いの中で勝つということは、そう簡単ではないと痛感させられている」と、ACLで結果を出すことの難しさを口にする。他国のレベルも上がっており、この日対戦した北京国安はしっかりボールを繋いできた。西川も「予選の中で北京国安が一番いいサッカーをしている」と感じたという。
未勝利が続くが、まだ希望は捨てていない。「わずかですけど、可能性がある限り自分たちは全力で戦いたい」と、浦和の守護神は前を向いた。
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