120分フル出場も厳しい評価を受けたMF香川真司【写真:Getty Images】
【ドルトムント 3-2(延長) ホッフェンハイム DFBポカール 準々決勝】
DFBポカール(ドイツカップ)準々決勝が現地時間7日に2試合行われ、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはホームでホッフェンハイムと対戦して3-2で勝利している。
リーグ戦のバイエルン・ミュンヘン戦ではベンチスタートだった香川はこの日先発に復帰。延長を含めて120分間フル出場を果たした。
120分戦い抜いた香川だったが、ドイツ各紙は決定的チャンスを決めきれなかったことで平均より低めの評価を与えている。
地元紙『ルール・ナッハリヒテン』は、チーム最低点となる「4.0」を付け、「バイエルン戦のベンチから先発に復帰。40分のビッグチャンスを逃し、彼のゲームメイカーとしてのクオリティは長い時間影を潜めていた。また、判断が鈍く、プレーのスピードが遅かった」と、厳しい評価を下している。
『デア・ヴェステン』では、最低点ではないものの、下から2番目の「4.0」となっており、「彼の典型的なシーンは37分に(ピエール=エメリク・)オーバメヤン出したパスと、50分に(イルカイ・)ギュンドアンとのワンツーだった。ボールを受けてはいたが、落ち着かなかった、そして多くのゴールチャンスを逃した」と、評価している。
『レヴィア・シュポルト』では、他紙よりも少し評価の高い「3-」で「先発に復帰し、37分のオーバメヤンに出したパスが彼のベストの場面。後半もギュンドアンとのワンツーは良かったが、それ以外は消えていた」」と、述べている。
120分の死闘を制し、次はアウェイでボルシア・メンヒェングラードバッハとの”ボルシア・ダービー”となる。
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