トルコで現地時間4日に行われたリゼスポル対フェネルバフチェの試合後、フェネルバフチェのチームバスが武装した数人の男に襲撃される事件が発生。7日のドイツ紙『ビルド』をはじめとする各国メディアは、警察が容疑者と思われる人物を逮捕したと伝えている。
同事件はフェネルバフチェのチームバスが襲撃。バスには銃弾が撃ち込まれ、運転手が深刻な負傷を負い病院に運ばれていた。事態を重く見たトルコサッカー連盟(TFF)は6日にリーグ戦第27節とカップ戦を1週間延期することを発表。
フェネルバフチェ側も「この事件が解決するまでは、試合を行うことは避けなければならない」と語り、国内サッカーの活動停止を呼び掛けていた。
一歩間違えれば殺人にも発展しかねない事件に警察が犯人を捜索。7日に容疑者2名を逮捕した。報道によれば、尋問の後に一度は釈放されたものの、凶器と思われる拳銃が見つかり、再び逮捕されたようだ。
幸いなことに負傷した運転手も命に別状はなく、選手やスタッフには負傷者は出ていない。
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