ニューカッスルが来季の新指揮官候補に挙げるマクラーレン監督【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドは、来シーズンに向けて新しい指揮官探しを始めたようだ。
ニューカッスルは1月、2010年から同クラブを率い、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督に次ぐ長期政権を築いてきたアラン・パーデュー監督をクリスタル・パレスに引き抜かれた。その後、ジョン・カーヴァー・アシスタントコーチが後任に就いたものの、11試合で2勝2分7敗と3ヶ月で8ポイントしか獲得できていない。
また、マグパイズは、5日に行われた“ウェア・タイン・ダービー”でFWジャーメイン・デフォーの一発に沈み、サンダーランドに0-1で敗戦。地元ライバルとの直近5試合は全敗しており、リーグ順位も13位にとどまっている。
英紙『デイリー・スター』によれば、ニューカッスルは、来シーズンの新指揮官に元イングランド代表監督でチャンピオンシップ(2部)のダービーを率いるスティーブ・マクラーレン監督の名前を挙げているという。
53歳のマクラーレン監督は、1999-2001年に当時アレックス・ファーガソン監督が率いていたマンチェスター・ユナイテッドでアシスタントコーチを務め、2001年-2006年までミドルスブラで指揮を執った。現在もイングランド北東地域に住んでいる。
2013年からはダービーを率い、今季はリーグ40節終了時点で昇格プレーオフ圏内の6位。来季はプレミアリーグで指揮を執る可能性もあるため、ニューカッスルを選択するかどうかはシーズン終了後の結果次第であるとの見方が強い。
また、ニューカッスルは、2011-14年までリヨンを率いたレミ・ガルド氏にも関心を示しているが、同氏は家族を理由にフランスでの監督業を優先させたい意向があるようで、現在のところはマクラーレン監督が最有力候補として注目されている。
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