パルマと引き分けてうなだれるインテルの選手たち【写真:Getty Images】
4日のセリエA第29節で最下位パルマに1-1で引き分けたインテルは、復活祭で祝日となる5日もオフ返上でトレーニングに励むようだ。
試合後、伊テレビ局『スカイ』の取材に応じたピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)は「彼らは今日の試合で休んだ。明日は朝8時半からトレーニングを行う。罰ではないが、責任を負うためだ」とオフのはく奪を明言している。
「明日は今夜の反省になるだろう。マンチーニに責任があるか? あれは全員の失敗だ。監督だけのものではない」とアウジリオSDは試合内容に不満を露わにした。
一方で、「我々はマンチーニとともに現在と未来を見ている。正しいことをしているし、それらはインテルを強くする」と指揮官への信頼も強調している。
アウジリオSDはワルテル・マッツァーリ監督を解任し、ロベルト・マンチーニ監督を招いたことですぐにチーム状況が好転すると見ていたようだ。しかし、実際には「もっと時間が必要だ」と見方を修正した。
また、「すでにマンチーニのプロジェクトに必要な数人の選手を獲得したが、将来的に何人かを加えることになるだろう」とさらなる補強を示唆した。
低調なパフォーマンスが続き、なかなか巻き返しのきっかけを掴めないインテル。今回のオフ返上で発奮し、次節以降の勝利につなげられるだろうか。
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